米屋のお米は仁木さんが作った作州津山産キヌヒカリ!
米屋だから「米」にこだわる!
キヌヒカリの生産者・仁木紹祐(ニキショウスケ)さんにお会いしてきました!
津山では5月に田植えを行い、収穫を9月に行います。
その間は稲が病気や害虫にやられないように防除を行い、
稲の栄養を雑草に取られないよう除草も行っています。
また、穂が出る頃は栄養も必要なので、穂肥と呼ばれる肥料を稲に与えています。
また、田植えの準備には、冬の間に田んぼに有機肥料である粉砕牡蠣殻(かきがら)を散布することによりカルシウムたっぷりの土壌を作ります。 そうすることで、そこで採れたお米のカルシウム含量も増やし、 お米の味や栄養価がアップするそうです。
また、鍬(スキ)を使って田んぼの土を反転させることにより、 田んぼの持っている栄養を稲が吸収しやすくしています。 それから籾種の消毒を薬を使わずに温湯消毒をするなど農薬を減らす努力も行っているそうです。 とっても手間がかかっているんですね。
刈り取った稲はまずは乾燥させます。20~30%ある水分を乾燥機にかけ14%まで下げます。
この時、水分が多いとお米がだんだん劣化し死んでいきます。
14%前後の水分で14度程度に保管すれば2年たってもまだ90%以上が発芽する生きたお米として保管できるんですよ。
次に、もみすり機で外皮をむきます。
この段階ではまだ稲のカスや石などの不純物が混ざっています。
これを①大きさ②色③重さの順にふるいをかけてやっと精米の出来上がりです。
元来「米」という字は八十八という字に分けられることから八十八もの手順や手間がかかると言われていますが、それを実際に目の当たりにすると、本当に気の遠くなる作業です・・・
普段何気なく食べているご飯にもっと敬意を払わないといけないと痛感しました。
仁木さんの農家では顧客とお米の管理をしっかり行っているので、クレームがでた場合はどこの田んぼのお米が原因か分かるようになっています。その結果、次へ改善・改良ができる仕組みができています。
「お米というのは、ちょっと見た目どれも同じようで価格で比べられることが多い食材です。
だからこそ価格やパッケージに惑わされて「美味しくないお米」を食べている方が多いのではないでしょうか?
美味しくないお米には、古米・輸入米・破米・加工用米などが入っています。
仁木ライスのお米はすべて津山で採れた「純米」です。どうぞ、ご賞味ください。」
生産者仁木さんの太鼓判を頂きました。 作り手の想いがこもったこだわりのお米をじっくりご賞味下さい!